栄光からの凋落 9年前期
9年目。「おめでとう代表監督に選ばれました!」と言われるはずである。ボタンを押す。
「ぴーひゃっひゃ~ら~」
いつもと変わらぬ年頭メニューである。つまり、ワールドカップには出られなかったというわけである。残念。しばし呆然とする。
どうにか立ち直り、新チームの構想を練る。ゾーンプレスを捨て、「攻撃重視」に切り替える。フォーメーションは3-4-3のまま。同時に変えると混乱するからだ。服部・原田が引退をほのめかす。シナチーネは半年でさようなら。すばらしい活躍を見せてくれました。しかし我々の目標は、ワールドカップである。君が中心のチームを作るわけにはいかない。一つ席が空き、DF野村の獲得に動く。
プレシーズン
● 1-2 セレッソ
○ 0-0 ガンバ(PK)
ついに海外チームが来なくなってしまった。勝たないとこうなる。
前期、6節まで●○●●●●。得点2、失点7。順位は16位。昨年から紅白戦では攻撃重視を鍛えていたにもかかわらずこの結果である。しかも3-4-3システムも、選手はオールAであるが、監督本人がBである。これも影響しているのか。慌ててサイドアタックに変更。これなら計算できる。
7節~13節 ●○●●○○●
まだまだチーム状況はよいとはいえない。三浦アツ、ガガリガという左サイドの主軸を怪我で失った。7試合のうち5試合が得点ゼロである。Vゴール負けが三つもある。まるで攻撃になっていない。今年のチームノルマは5位である。このままではゲームオーバーという屈辱を味わうことになる。最終手段だ。
3-5-2DVシステム
服部 吉田
瀬戸 永井 波戸
佐藤一 原田
遠藤 西 薩川
楢崎
ガガリガを失い、FWを二枚に減らし、三浦アツの代わりに左サイドには瀬戸を入れる。DFは流動的だ。パワーSの西をセンターに使うが、彼はフォーメーションに不慣れなのでスタミナの消費が激しい。疲れが見えたら奥野を投入する。
14節~17節 ○○○○
4連勝で9得点、1失点。見事に立ち直った。3-5-2DVもサイドアタックも久しぶりだが、選手は忘れることなくしっかり覚えている。
9年前期
11位 勝点20 8勝9敗 +5 (16-11)
7月。DF野村敦司が加入。スピードがSという韋駄天選手だ。彼は英才教育にまわす。試合出場を考えず、月8回、毎回練習させる。
オールスター
イースト ● 0-1 ウェスト(V)
ウェストはスタメン中8人が外国人。確かに強い選手を選べばそうなるだろう。札幌のウーゴと、アビスパに入ったディエゴ・マラドーナの兄弟対決は見もの。(しかしポジションの関係で、一対一にはならず。)
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