前年末、三浦アツと奥野僚が引退。あと一年我慢してくれれば。
さて、今年はワールドカップの年。代表を選定する。
GK 楢崎、小島
DF 西、野村、名良橋、柳本▲、相馬▲
MF 西岡、瀬戸、笹本、遠藤、竹本、森島▲
FW 細江、服部、大島、岡野▲、吉原▲、高原▲、小倉▲
黒三角の印がついている選手を補強した。フォーメーションはこうなる。
吉原――細江
/竹本\
笹本 森島
\西岡/
柳本―野村―名良橋
西
小島
守備重視、4-4-2スイーパーシステムで世界にどこまで通用するか。
アジア予選
○ 2-1 サウジアラビア 得点 細江、マイヒラル(サ)、細江
○ 1-0 韓国 得点 森島
○ 2-0 イラン 得点 吉原、西(FK)
○ 2-1 韓国(V) 得点 細江、チュヤンヨ(韓=FK)、西岡
これで二位以内が確定。
△ 0-0 サウジアラビア
1位が決定。
○ 3-1 イラン 得点 笹本、森島、西(FK)、ダヨーン(アリ・ダエイ)
5勝1分けという、前回を上回る好成績でアジアを突破した。
順位 勝分負 ゴール 勝点 得失差
日本 1 5-1-0 10- 3 16 +7
サウジ 2 3-1-2 11- 7 10 +4
韓国 4 1-0-5 6-14 3 -8
イラン 3 2-0-4 12-15 6 -3
これで韓国の出場はなくなった。あれ。では日本ワールドカップである。
そしてメンバーを入れ替える。
小倉(FW)→中西(DF)
高原(FW)→永井雄(FW)
スーパーサブの小倉は使いづらかった。また高原も、ピークではなかった。
フレンドリーマッチ
ホーム ● 0-1 サウジアラビア 得点 ムリヤリド(FK)
アウェー ○ 3-2 サウジアラビア 得点 アルジョブ(FK)、竹本、森島、岡野、アルジョブ
予選が終わるとフォーメーションをデフォルトに戻されてしまう。少しずつ修正したものを、きっちり再現するのは難しい。だからこそ生ものと言えるが。
壮行試合
○ 3-0 Jリーグ外国人選抜 得点 竹本、竹本、西(FK)
この三試合はエースストライカーの細江を使わず、吉原、服部、大島、岡野、永井雄をテストしてみた。だが目立つのは司令塔の竹本ばかり。FWのゴールは岡野1点のみである。
日本ワールドカップ・グループリーグ
● 1-2 イタリア 得点 ファビーロ(PK)、竹本、デリビアン(デルピエロ=CK)
△ 0-0 アルゼンチン
○ 1-0 フランス 得点 西(FK)
イタリア、アルゼンチン、フランスというありえないような恐ろしい組み合わせになってしまった。やはり守備は固い。流れからの失点はなし。しかし攻撃陣もぱっとしない。エース細江がボールに絡めない。イタリアに苦杯。
続くアルゼンチン戦。南米チームは守りが薄く、どんどん打っていける。10本のシュートを放つも、スコアレス。
フランス戦、勝ってももう一試合の結果待ち。やはりFW陣の動きが悪い。切り込んでいくのは竹本、西岡、笹本らMF陣ばかり。せいぜい吉原が得意のドリブルを見せるくらい。しかし14分にFKを蹴りこんだ西の得点を守りきり、ぎりぎりでグループリーグを突破した。
順位 ゴール 勝点 得失差
ITA 4 \○●● 4-6 3 -2
JPN 2 ●\○△ 2-2 4 ±0
FRA 3 ○●\● 4-6 3 -2
ARG 1 ○△○\ 6-2 7 +4
トーナメント・ラウンド16
● 2-3 ルーマニア 得点 永井雄、ゲオルゲ(ハジ=ル)、ティーブル(PK=ル)、永井雄、アントニー(FK=ル)
トーナメントは最高4試合。初戦ともう一つ(対戦相手による)は駒を温存するのが定石。左ウィングには吉原でなく永井雄を起用。その永井のヘッドで先制。しかしハジも左のクロスから頭で同点。さらにハジがゴール前で倒され、得たPKをティーブルが決める。
後半、永井が同点ゴールを決めるが、後半終了直前、アントニーに遠いFKを決められる。
守備重視の挑戦は、トーナメント1回戦で終わった。
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