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ロング・エンゲージメント

 映画館で。
 ラブロマンスということで気を許していたのだが、戦争シーンがえぐい。R15ということを忘れていた。
 シナリオ自体は平凡。はらはらどきどき、というわけではない。センス・オブ・ワンダーもない。黙っていると手紙が来て、話が進む。人が死ぬシーンがやたら出てくるが、そのときびくりとなる程度。コメディ部分も郵便屋くらいしかない。あ、トレイラーにあった「暗がりマッチ」はよかった。うん。

 映像はきれいだ。地味なシーンだが、ノートルダムが徴兵されるシーンで小麦畑(きっとそうだ)が風でなびいていくシーンが印象に残る。灯台シーンは私が高所恐怖症なので駄目。あとカメラがレールを走ったりロープウェイのように滑ったりする撮影技法(あれ、なんていうの?)が多くてちょっと疲れる。

 主役、オドレイ・トトゥのほかにもう一人きれいな女性がいた。市場で、「教えてよ」と言われ拒むが、ついに「口じゃ言えないが手紙で書く」と言った人だ。エンドロールでジョディ・フォスターの名前があったので、きっとそれではないかと思うのだ。違うかなあ。

 ラストもあれだ。書かないけれど、あっさり。暗い場面が多かったからこそ、マチルドの明るさや再会の希望が欲しかった。ハッピーエンドに私が慣れすぎたからかもしれないが。
 そうそう、途中で腕時計は見なかった(誉め言葉)。

おすすめマークほい! ★★★

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