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追悼 永島慎二さん、あだち勉さん

 いつかのログで私自身の、哀悼の意は表した。
 そして『ビッグコミックワン』(こう書くとガムみたいだな)に、やはり緊急小特集が載っていた。
「逃げた神様」 あだち充
「ダンさんの後ろ姿」 いわしげ孝
「永島慎二さん点描」 勝川克志
 あとは川本三郎(誰?)の文章。

 私と同世代の人は、立ち読みでもいいから見て欲しいと思う。
 あだち充の漫画は、前半は景色やシルエットだけで、まともな人物が出てこない。だが後半、「兄(勉さん)の霊前に、人工透析中の体を押して線香を上げに来」たというくだりがある。 !
 そう言えば聞いたような、聞かないような。あだち勉と言えば、『中一コース』(だと思う)に、『二軍の星ハンパ君』という巨人軍を舞台にしたギャグ漫画を描いていた。弟に似ず、赤塚不二夫直系のギャグだった。確か落ちに、「4÷2もわからないなんて、ヨンワルニ~ィ」という地口があった。……そしてその似顔絵。もちろん、描いたのはあだち充。

 いわしげ孝。70年代前半に「17歳からハタチ」というからには、今は50歳ほどか。確か(こればっか。あやふやな記憶ですみません)『ビッグコミックスピリッツ』に『ジパング少年』という異色の作品を描いていたはずだ。その絵から、「駆け出しの人に違いない」と思っていたが、けっこうベテランだったのね。

 勝川克志。この人のが一番濃密。また、この人は近年、手書きで制作年月をつける習慣があるが(脱稿かどうかは不明)、「’05.9」とある。私が手に入れたのは9月18日。慌しい仕事だろうに、クオリティはいっさい欠けがない。永島さんの台詞を、引用する。

 (新築の家で)この家、女房が喜んでくれてね。こんなこと初めてでね。
 漫画はボクを救ってくれたものでね、漫画がなかったら今ごろボクはどうなっていたかわからない。
 だから、いい加減なものは描けなかったね。

 形見分けのパイプが贈られたところなんて、泣ける。

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