ピクチャーパーフェクト・重遠の部・ハイター
ブラッド・ピットの元奥さん、という紹介が付かずにいられないジェニファー・アニストン主演。
アニストンはかわいい。地味な顔だが、いかにも外人という垂れ目がかわいい。
しかしストーリーには、入っていけない。
あまりにもキャリア志向の主人公。そういう女性には受けるのかなあ。
「家庭を持つか、借金のない社員しか昇進させない」という横暴社長。
2番目、ということをやたら押し出すAD(広告)もセンスがない。「どこそこで二番目にうまいラーメン」という宣伝文句と同じレベルではないか。
特に主人公の自分勝手さについていけない。とってつけたようなストーリー。いつの間にか、寝てしまった。
救われるのはアニストンの服装センス。場面ごとに違う服を着てくるので、そればかりに関心が行く。いいデザイナーを選んだようですね。
もう「これでもか」と言わんばかりに胸の上半分や脚線美を見せ付ける服装。こんな人が職場にいたら引くほど。社長に「学生気分」と言われたのに、むしろ反抗するかのようだ。
エンディングも気に入らない。確かにドラマティックだが、プロカメラマンとして、クライアントを邪魔したり、挙句の果てに撮影機材をその辺の素人に預けては駄目だろう。そういう職業意識のなさは、私にとって、とても駄目だ。
もう駄目、と言い切ってもいいのだが、アニストンのサービス精神に一つプラス。
おすすめマークほい! ★★
|||||
大学四年生の冬、つまり卒業の二ヶ月前に、イギリスに行った。
一週目はイングランドとスコットランド、二週目はアイルランド(と北アイルランド)、三週目はイングランドという旅程である。
イギリスに行く日本人は多いと思うが、アイルランド共和国に行く人は少ないであろう。オコンネル通り、なんてジェイムズ・ジョイスの小説そのままである。
北アイルランドの空は、灰色だった。一月に行ったからであろうけれど。
アイランド、と書いているのはご愛嬌だ。
|||||
きれいにすることが好きだ。きれい好き、ではなくて、突如汚れをこそぎ取る結果が好きなのだと思う。ガスレンジとか、風呂の腰掛とか。
今日は麦茶ビンの蓋のパーツや、コップ、薄黒くなったお気に入りの皿を、ハイターに漬けてみた。4時間ほど放置。
おお綺麗! 麦茶ビンのプラスティックの蓋は、水垢がたまりやすいのだが、何も触らないでも汚れが落ちている。皿も同様。一番わかりやすいのはガラスコップ! 漂白したガラスコップをとりあげてみると、光り輝いている! いや、実際にやってみてください。本当に違うから。あわててウィスキー・グラスを入れてみたが、30分程度では汚れは落ちなかった。やはり時間が必要だ。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 太陽とボレロ(2022.06.21)
- ガンパウダー・ミルクシェイク(2022.03.26)
- ウエスト・サイド・ストーリー(2022.02.26)
- コーダあいのうた(2022.02.12)
- ドライブ・マイ・カー(2022.02.04)
コメント