トゥー・ウィークス・ノーティス
ヒュー・グラント、サンドラ・ブロック。
堅物左巻き弁護士ルーシー(サンドラ)が公民館を守るため、あえて商売敵のウェイド(グラント)社長の下で働く話。
ヒュー・グラントは、やはりいいなあ。弱って中途半端に開けたへの字口の表情がおかしい。
サンドラ・ブロックを前に見たのは、『ザ・インターネット』である。「ハリウッドで最もセクシーさに欠ける女優」だと私は勝手に思っている。だからこそ、化粧っけのないかわいくないルーシーがはまる。きっとまじめな人なのだなあ、と思う。ピエロの鼻を付けたり、テニスボールを頭に当てるというベタベタな演出を、なんとかが付くほど生まじめに演じる。彼女が美人でないからこそ、後任のブロンド娘との対比が決まる。
プロデュースのところにサンドラの名前がある。メイキング(だったかな)で「自分で台詞を考えた」とある。そういうものなのか。
未公開部分には、二人のウェディング・シーンが。思い切って切りましたね。これは英断。
声を出して笑う、というところはなかったが、気の利いた台詞回しもあり(ブッシュについての言及とかね)、ストーリーも王道。やたら裸をさらけ出す演出もなく、安心してみることができる映画。
題名は邦訳して欲しかったなあ。
おすすめマークほい! ★★★
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