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幸せのポートレート

 誰が主演かよくわからないが、いちおう主演、サラ・ジェシカ・パーカー。ダイアン・キートン。クレア・デーンズ。

 見ている方が居心地が悪くなるような人間関係。いや、「ような」はいらない。メレディス(サラ・ジェシカ)がエキセントリックなようなオープニングでありながら、ストーン一家が彼女を嫌う理由がまったく伝わってこない。では一家が悪役なのか。どっちつかず。

 ネットの好意的な意見では、「都会暮らしで距離を置いて付き合いたいメレディスと、娘の性交渉まであけすけにしゃべる田舎の一家」のギャップを書きたいらしいが、まったくわからない。
 無神経に障害や人種問題をしゃべるメレディスも、メレディスが妹のジュリー(クレア)を呼ぶ理由も、さっぱりわからない。妹を呼ぶくらいなら、帰った方がいい。しかも兄弟姉妹交換(おっと)なんて最悪だ。

 母親のシビル(ダイアン)が亡くなるが、何だそれ。人を殺せばお涙頂戴できるとでも思っているのか。

 まともに評価すれば★一つ。ただし、ラストシーンの、クレアやマクアダムズ、サラ・ジェシカの華やかさに見とれる。表情がいいのか綺麗だし、プロポーションもすばらしい。この何気ないシーンがなんとも言えない色気を醸し出している。
 あとは弱り目にたたり目、という感じでストラータ(だったかな)なる料理を全身にかぶってびしょびしょになるところにコメディを感じたくらい。
 正直、つまらない映画。俳優はがんばっているが、脚本がもう最悪最低。

おすすめマークほい! ★★

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