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ごみバトル

 2年前にこの地に引っ越してきたときのことだ。
 誰もごみに名前を書かない。前のアパートに住んでいたときには、書かない人はなかった。

 引っ越してごみを出すが、私以外に誰も記名しない。なんだこの地区は。新興住宅地とはそのようなものであろうか。いつしか私も記名しなくなった。

 そして一年が過ぎた。
 老婆がいる。「おはようございます」
 老婆は私のごみを見て、挨拶も抜きに、「あんたのごみは持っていかない」と冷たく言い放った。
 私は「すみません、次は書きますから」と言うのがせいぜいだった。
 次の機会にごみステーションを見たら、前回捨てた私のごみがそのまま置き去りにされていた。どうやら、市が業を煮やして強攻手段に出たらしい。

 それ以来私はごみに種類・地区・名前を書くようになった。
 これってばかばかしいと思う。だってペットボトルの詰まった袋に「ペットボトル」って書くんだぜ。

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