最近目が痛い。ぴくぴく痙攣(けいれん)もする。左右の見え方も違う。コンタクトレンズに傷が付き、それで目が痛いのであろうと推測。
財布を確認する。財布には千円。エマージェンシー・マネー(別名へそくり)が三千円。コンタクト屋のある秋田へクルマで一時間。
到着。お医者さんがいないから、診断ができないとのこと。不在でなくて、この数か月間そうらしい。ただの販売店だ。眼科医の処方戔があれば、と紹介してもらう。クルマで30分。
おっとその前に、立体駐車場で300円支払う。財布の千円札がなくなる。
到着。半年前にはなかったショッピングモールがあって驚く。二階建てだ。新しい眼科だ。
鞄を預ける。鍵のかかるロッカーだ。眼科医の診察を受ける。機器自体はどこでも同じ。変わったのは、「目の奥を見ます。直接見ます」とペンライトを当てられたこと。これに時間がかかった。ところ違えば流儀も違うのだろう、と待つ。
「目の表面には傷はありません」
「緑内障のおそれがあります」
「大きな病院で検査をしてください」
「目の内側が痛いということはありませんか」
眼圧がどうの、と話は続くが、緑内障という単語がショックで頭が停止してしまった。
今度はコンタクトレンズ技能士(たぶん)にレンズを見てもらう。
「白濁しています」
「傷はありません」
「左右が逆になっていると思います。レンズの色から見て(左右のレンズの種類が違う)」
?! つまり私の予測は外れで、痛かったり痙攣するのはレンズでなくて緑内障のせい。緑内障って老人のかかる病気ではないのか。
診察料を払う。財布には、札はない。慌ててへそくりの封筒を開く。ぱ。何もない。朝確認したはずの、三千円がない。いよいよ慌てる。幸いにもカードが使えた。
レンズを作るための測定を済ませ処方戔をもらったが、とうていその気になれない。直で帰宅。
今日の不幸。
1) へそくりの三千円がなくなった。
2) 緑内障のおそれがある。
3) 半日無駄にした。
明日はいいことがありますように。
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