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黒岩よしひろ

 私が子供だったころ。
 週間ジャンプに忍者ものやロボットものを書いては短期連載で終わっていた漫画家がいた。「ちょっと無意味なお色気がめだつが、今風の絵柄で女の子をかわいく描ける人、ジャンプらしい漫画家だなあ」と思っていた。むろん当時中高生の私がそんな分析的に分析していたわけではないが、直感を文章化するとそういうことになるであろう。

黒岩よしひろ公式ホームページ

 連載会議では必ず二度落とされる。その間、編集者によって自分の書きたいものから遠く離れていく。※
 連載は打ち切り。『バリオン』なんてまさに「俺たちの戦いはこれからだ」パターン。
 なんとアニメ化! 一年間も放映されたそうだ。それは長いぞ。
 仕事がなくなり、エロ漫画へ。体が拒否し、蕁麻疹に襲われる。
 ケータイ漫画へ。

 なんかもう栄枯盛衰。

 極めつけはこれ。

「生原稿を売りたい。1ページ1万円以上。まとめ売りで。この作品は200ページだから、200万円以上」(摘要)

 とりあえずウェブログを見てみよう。ウェブログブランドが「ココセレブ」というのが泣かせる。ニフティも罪作りな。
 カテゴリー「マンガの仕事」のなかの、「オレのバクマン」シリーズを読むと先生(そりゃ人生の先生だ!)の人生がわかる。

※編集者にはいつも「わからない」「わからない」と言われる。

2回目の連載は魔神竜(ましんりゅう)バリオンだった。 これも連載会議で2回、ボツになった。 1回めは、黙示録に天から悪魔の竜が墜ちてくると預言があり、空から隕石が渋谷の町に落ちる。 その時隕石のかけらが主人公の体に入った。 隕石の跡地に渋谷パラダイムシティというものが出来て、隕石の研究が始まった。 主人公は何者かに呼ばれるかのように、パラダイムシティに忍び込み、隕石の中に巨大人型ロボットを見つける。 主人公はそのロボットにずぶずぶと融合してしまう。 気がついたらコクピットにいて、隕石を狙ってやって来た謎のロボットと戦うって話。 ロボットは西洋の竜、ドラゴン形態に変形するデザインにした。 顔は、目はあるけど、鼻や口はないマスクのような感じだった。 竜の顔に変形するようにしたような気がする。 で、編集会議でわからない。と言われた。

 もっとシンプルに、
「すごい隕石が落ちてきたんです! 隕石のなかには格好いいロボットが入っているんです! 敵はそのロボットを追って東京に来ました! 主人公に隕石のかけらが偶然ささってしまいました! 主人公はロボットに引き寄せられて合体します!」
と言えばよかったのではないでしょうか。
 編集者がわからなかったのか、編集者は「そんな細かいことを言っても読者には伝わらないよ」と思っていたのか。

 とりあえず奥さんと仲がよさそうなので、希望はあると思います。

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