Oさん
かつていっしょに働いていた、Oさんが亡くなった。まだ五十歳の若さだ。
豪快で情に厚くて知的で面倒見がよく、大変お世話になった。飲んだ後二次会はいつもOさんの行きつけの店だった。何度おごってもらったことか。
家族を大切にしていた。できる限り仕事より子供を優先していた。「子供はかわいくてかわいくて仕方がない」が口癖だった。
職場で訃報を聞いた。そんな、と思った。新聞を見せてもらった。確かにOさんだった。記事を見ていると涙があふれてきた。
去年の夏、研修会の廊下でたまたま会った。いるとは思わなかった。「また飲みに行きたいね。(当時いっしょだった)みんなを誘ってさ。」
「また飲みに行きたい」なんてのは実現しない大人の社交辞令だとわかっている。
それでも。明るく飲むのが大好きだったOさん。飲むのが好きで繁華街の近くに家を買ったOさん。もう一度会えばよかった。
献杯。
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