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210 さえずり言語起源論 岡ノ谷一夫

 図書館より。岩波科学ライブラリー。副題、新版 小鳥の歌からヒトの言葉へ。

 その珍しい名前は、同じシリーズの『裸出歯鼠』でおなじみである。今回は学会の論文と違い、かなり気楽に書いたようで、著者の研究者としての半生や友達の研究者の人となり、助手(大学の役職でなくて辞書的な意味)の学生・院生についても感謝の意味をこめたのかほめることに行数を割いている。

 素人が読んでどうなる本ではないが、生物学を志す学生には「研究者の生活ってこうなるのか」と参考になる本。繰り返すが、つらくも楽しい研究生活にあこがれる本。

#周りにメスがいない場合でもジュウシマツはよくうたう。メスに向かってうたう求愛の歌を「志向歌」、一人でうたう歌を「無志向歌」と呼ぶ。前者を「くどき歌」、後者を「うかれ歌」と呼ぶ場合もある。

*ジュウシマツを声の変わる気体ヘリウムの中で歌わせると戸惑う。これは自分の声を聞いてうたっているということである。

*ノーベル賞受賞者であるティンバーゲンは動物の行動を「メカニズム、発達、機能、進化」の四つの枠組みでとらえ、動物行動学を学問として体系化した。

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