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201 「三国志」の女性たち 渡邉義浩・仙石知子

 図書館より。山川出版社。

 『三国志』は陳寿が書き、『三国志演義』は羅貫中が書いた。そこまでは知っている。ところがその『演義』の原本(正確には『三国志通俗演義』)は残っていない。それからいくつかの『演義』が編まれた。現在読まれているのは清の時代の毛宗崗(もうそうこう)の本である。毛宗崗は蜀漢の正当性を強めるべく、多くのエピソードを添削している。

*それまでの本では貂蝉は呂布の妻になっていた。毛宗崗の本では王允の屋敷で育てられた歌妓(16歳)にされている。
*劉備の妻、糜夫人(糜竺の妹)は曹操に追い詰められたとき、足手まといにならないよう井戸に身を投げた。毛宗崗本では、死後皇后の位を贈られる、という一文が追加された。劉禅の命を救った功績を称えるためである。

 それより三国志ダイジェストが簡潔で「よくここまでに収めたな」と感心してしまう。

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