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228 言葉はなぜ生まれたのか 岡ノ谷一夫

 図書館より。文藝春秋。

 『ハダカデバネズミ』でこの研究者を知った。『小鳥の歌から人の言葉へ』で研究方法を知った。しかし、それがヒトの言葉とどう結びつくのか。その答えがこの本にある。
 おそらく中学生にもわかるように書かれた本。半分はイラストである。
 ジュウシマツやミュラーテナガザルなど四種類の動物の「ことば」と、ヒトのことばは何が同じで何が違うのか。要素ごとに切り分けてマッチングするという、科学的思考法とはこんなものだと子供に教えてくれる本。

#ことばの四条件
#1 発生学習ができる(すぐにまねできる。これには息を止められることが条件である)
#2 音(単語)と意味が対応している
#3 文法がある
#4 社会関係の中で使い分けられる(目上・目下など)

#赤ん坊は泣き声で親をコントロールしている

#相互分節化仮説
*異なる話者の歌から共通する文節を切り出し、それに共通する意味を持たせることでヒトのことばは生まれた、とする説。

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