« あれこれ20110602 | トップページ | 茶会2011 »

232 築地魚河岸猫の手修行 福地享子

 図書館より。講談社。ふくち・きょうこ、と読む。

 230の小林さんはあくまでも築地が好きなジャーナリストであった。この福地さんは、編集者であるが、ひょんなきっかけで大型中卸「濱長」の中で働くようになってしまったのだ。
 魚を三枚におろし、貝の身を取り出す。日本女子大学家政学部食物科卒だから食べ物には詳しいはずが、魚をおろせばぐちゃぐちゃで「ハンバーグでも作る気かよ!」と笑われる。
 せめてウロコを落とそうとがんばったら、「ホレ、触ってみろよ。(略)こんなにウロコが残ってちゃ、包丁が入らねえよ」とあきれられる。

 それでもこの築地の空気が気に入り仲間入りした著者。そのガッツはどこから来たのであろうかと不思議な一冊。

#明治の頃まで、河岸では魚編に祭り、すなわち「魚祭」と書いてサンマと読ませたそうだが、祭のような賑わいを呼ぶのがサンマなのである。

|

« あれこれ20110602 | トップページ | 茶会2011 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« あれこれ20110602 | トップページ | 茶会2011 »