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239 貧困なる精神 第9集 本多勝一

 図書館より。すずさわ書店。

 1973年。中越戦争、またの名はカンボジア紛争起きる。ポルポト派が虐殺を行っていたカンボジアにベトナムが出兵した。カンボジアの友好国である中国はベトナムに戦争を仕掛けた。60年代のベトナム戦争で戦いに慣れていたベトナムは、中国を圧倒した、という筋書きらしい。本書では「中国・ベトナム戦争」と書いている。

 カンボジアには関心がないので流し読みしていたが、上のパラグラフを書いていたら興味が出てきた。

#ルポの場合、写真とか絵と数とか表とか、そういうものを前提としてお考えになりますか、文章を書かれるときに。(西郷竹彦)
#それは前提として考えません。あくまで結果であって。(本多)

#日本語のローマ字化については、今は是非を判断できないでいる。
 今は即答であろう。そういう時期もあったのだね。

#ベトナムでは薄い茶を出すと大変な失礼に当たることになっている。ケチと思われる。そう思われないために、なるべく濃くして出す。
#子供のとき父親に連れられて年始まわりに親類にゆくと、よくモチやご飯を出された。もうたくさんなのに、おかわりをいくら「ほんの少し」と言っても、必ずドンブリ一杯ほどの量を山盛りにしてドカーンと出される。遠慮じゃないんだ。もうノドまでつまって無理なのだ。助けてくれ。それでも何でも、茶碗をからにすれば必ず奪われて、またドカーン。……あの心情に近いんだと思う、ベトナムのお茶は。
 ベトナムのお茶は知らないが、これは名文だと思う。

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