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237 先生、キジがヤギに縄張り宣言しています! 小林朋道

 図書館より。築地書館。

 キャッチーなタイトルで書店にあったころから気になっていた本だ。動物が起こすハプニングはそれほどハプニングではない。それより動物行動学専門の大学教授ののらりくらりとした筆致となつかしのフォントいじり文体が楽しい。

 ヒメネズミは天敵であるヘビの糞を見つけると葉っぱで隠す習性がある。これは著者は「自分たちのにおいが蛇に流れていかないようにする」ためだと仮説を立てている。これは単にヘビに食事をした(近くに餌がある)ことを悟られないためだと思う。

 楽しい本だ。研究者の思考とは斯くありたし。

#地面に卵を生む鳥類は、カモフラージュのために、卵に黒やら灰色のまだら模様をつける。でも深い巣の奥や、捕食者が近寄れないような場所に卵を生む鳥類の卵は、たいていは白である。

#人間で見られるキスも、親が幼児に、口から口へ食べ物を与える行動に由来する、と考える研究者もいる。私もその説を支持している。

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