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253 ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ 佐藤克文

 図書館より。光文社新書。

 この灰色の装丁はあの「さお竹屋」のシリーズである。しかし書名は語呂が悪く成功したとは言いがたい。
 しかしこの本は俗な言い方をすればビッグヒットである。まずカラー口絵にやられる。人山の黒だかりのペンギン。キングペンギンのひなは茶色でキーウィみたいだが、エンペラーペンギンのひなは顔ははっきりした白黒模様だが体はグレーだ。映画『ハッピーフィート』の主役になったのもうなづける。ペンギンの行列もいい。昭和基地でお馴染みのアデリーペンギンもいる。

 バイオロギングサイエンスということばが生まれた。動物にロガーという計器をつけることで、人間の観測できない生態を調べるというものだ。著者はそのパイオニアであり、新書だから筆を滑らしながら新しい発見への興奮を私たち読者に届ける。
 世界を渡り歩きながらペンギンやアザラシ、ウミガメに計器をつけ続ける筆者。その悪戦苦闘ぶりが楽しい。むしろ悪戦苦闘を楽しんでいる筆者が楽しい。

 全力を挙げて若者を動物行動学に招く本である。

#(ヒラメは泳ぐときはひれを動かすが)しかしある程度海底から離れたところからふたたび海底に戻るまでの間は、ひれの動きは完全に停止していることが判明した。

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