247 小惑星探査機はやぶさの大冒険 山根一眞
図書館より。マガジンハウス。
出版社名が軽いので期待していなかったが(偏見ですみません)、丁寧に作られた良書だ。著者は『メタルカラーの時代』の人。理系技術者への温かいまなざしが心地よい。川口プロマネ、的川技術参与、國中教授、山田準教授、阿部正真助教(まさなお=分光器やサンプル分析の人だ)各先生へのインタビューも情報をよく引き出している(私は山田哲哉先生にお会いしたときに髪型の話しかできなかった)。
*東京ジャイアンツ、阪神タイガース、カープ、という名の小惑星がある。
#(イオンエンジンが止まったとき)これで終わり、残念だという気持ちが半分でしたが、じつはあとの半分は「これで、やりたかったことがやれると……。(クロス運転について)
*カプセル回収の練習は、赤外線センサーを使うため、ウーメラ砂漠に湯たんぽを置いて行なった。(山田準教授)
山田先生は自称「もじゃもじゃ髪の年齢不詳」だそうだ。たしかにジャクサのページにも生年はない。
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