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272 貧困なる精神 第14集 本多勝一

 図書館より。すずさわ書店。

 「らしくない」巻である。黒澤映画を延々と討論したり、官僚への低次元な嫌味を言ったり。

#南京大虐殺が行われていた当時、私はまだ幼児でした。おっしゃるように、たしかに”一般人”としての幼児の私に、この罪悪に対しての責任はありません。本質的には、中国の民衆と同じく、日本の民衆も被害者だった。ですから私は、同じ日本人の罪悪であっても、私自身が皆さんに謝罪しようとは思いません。

 「逗子開成高校生の八方尾根全員遭難事件」は著者の山男としての知見が存分に発揮されたクリーンヒット。
 また巻末の「日本へ”輸出”されるフィリピン女性たち」も正統派のルポルタージュである。

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