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294 「はやぶさ」からの贈り物 朝日新聞社取材班

 図書館より。朝日新聞出版。

 おもしろかった。読む前は「朝日?」と訝っていたが、賞賛申し上げる。
 文章の読みやすさはさすが新聞記者だ。「宇宙機構」という呼び方がマスコミっぽい。
 名台詞をこぼさず収録していて取材力を伺わせる。
「大人気なかったかな」「着地とは呼びたくありません」「やった、WCT!」「言ったろ、ここに落ちてくるって」
 カプセル回収から分析の流れを載せているところは他著になく、後発の強みだ。

#国立天文台やニコニコ動画の観測班は、飛行区域の北側にある街クーバーペディ近くに陣取った。この場所からは、はやぶさが南の空を西から東に突っ切っていくのを観測できる。NHKやオーストラリアのメディアは、南側の街グレンダンボに入った。グレンダンボは落下空域から多少離れていたが、携帯電話が通じるなど通信環境が比較的整っており、最突入直後に日本まで画像データを伝送するのに適していた。
#(略)各新聞と、共同通信の記者らは、飛行空域の北側から帰還を迎えることにした。北側からなら、南の空に広がる天の川とはやぶさの光跡をいっしょに写し込めると考えたからだ。

#「落下地点が、予想のど真ん中だとわかって、大変……感動……しました」
#それまでぶっきらぼうに振る舞っていたが、急に言葉をつまらせ、最後は涙で言葉が途切れた。
 國中先生だ。

#打ち上げ前に内之浦で酒を飲んでいると、「終わったら殴ってやる」って息巻いてるのが何人もいましたよ。でも、打ち上がったらみんなうれしくてね。結局、殴られたって話は聞いたことがないなあ。
 鬼のPMについて。

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