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293 巫女さん作法入門 神田明神

 朝日新聞出版。神田明神の監修。

 神田明神の近くには秋葉原がある。それで「巫女さん萌え」を狙った本かというと、さにあらず。あくまでも神様に仕えるものとして、誠実なスタンスである。田中ユキの漫画もあるが、あくまでも巻末の付録扱いで、軽い本にならないようにしている。
 神田明神では夏休みに「巫女さん入門講座」を開いて人気があり、同名の書籍があるが、その姉妹版といったところ。ではその講座のきっかけは何か、と言うと、秋葉原を闊歩する巫女さんコスチューム・プレイに驚き、正しい巫女の姿を知ってほしいと思ったことだそうだ。

 読むと神道のおおらかさが何度も強調される。イスラム教のような絶対性はない。外国の風習もいつの間にか取り入れてしまう。正月は神社、葬式は寺、冬のイベントはクリスマス、という日本人らしいところだ。

#(指輪の交換は)元は西洋の文化ですが、神道には他の文化を拒絶しない柔軟さがあるため、儀式に取り入れられています。

#ほうじ茶 番茶を強火で炒って、香ばしい香りを引き出したお茶。

#「神道は時に従うべき教えなり」(唐木順三)
#いわゆる時と状況に応じて、教えの中から何が大切かをそれぞれ学んでいただけるのが神道なのです。

#ある社会調査によると、職場で最も嫌われるのが「挨拶をしない」ことだそうです。

#「体裁を気にして行なうのならば、礼儀とは浅ましい行為である。真の礼儀とは相手に対する思いやりの心が表れたもの、礼儀の最高の姿は愛と変わりありません」(新渡戸稲造)

#初対面の場合は、相手がどんな人なのか、どんな感じ方、考え方の持ち主なのかわかりません。そのため先人は「礼」という人間関係の基本ルールを考え、「礼儀」を大切にすることを教えたのです。

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