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326 貧困なる精神 第21集 本多勝一

 図書館より。すずさわ書店。副題、新版「野球とのその害毒」。

 野球は投手とそれ以外の運動量が極端に違う未成熟なスポーツ。その主張は何度も読んでいるのでまあなんだかなという気分。とは言えこの本が世に出たのは1991年だから、当時と現在では野球の地位はまるで違う。

*日本の科学界で「銅鉄主義」と呼ばれるやり方がある。
#あるアメリカの科学者が一つの学説を編み出し、銅を材料にしてその証明に成功した。その結果が報告されるとまもなく、日本では、おなじことを鉄でやってみた論文があらわれるのである。銅で成功したのだから、材料をかえて鉄でやってみても、まるまる失敗する危険性はない。銅と鉄はおなじではないのだから、とにかく一つの論文は書ける。損はしない。何ごとも安全第一主義である。

#「山渓」の編集をやっていて感じるのは、剣、後立山、槍・穂なんてところをやると、必ず部数が落ちるんですよね。(略)まあ厳冬期の剣へ行く人は「山渓」は卒業してるかもしれませんけど。(三島悟、「山と溪谷」編集)

#野球というのはショーとして見物するには面白いのかもしれないけれど、「やるスポーツ」としては不健全ですね。パチンコの玉に人間がなっているようなところがある。守る側はパチンコ台のクギ。その間で投手ばかりが片腕だけに異常な負担をかける激投を続けることになります。

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