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323 ジョン・レノン 淡路和子

 図書館より。講談社火の鳥人物文庫。

 子供向けなのだが、ビートルズを愛する大人にもお勧め。
 筆者は元ビートルズ専門誌(というのがすごいが)の副編集長。対象への深い愛を感じる。オノ・ヨーコにさえも理解を示している。子供向けで「ベッド・イン」をどうするかも気になったが、シット・イン(座り込み)との比較で自然に紹介する。
 ハンブルク時代、スチュ(スチュアート・サトクリフ)との別れ、ピート・ベストの脱退、「主夫」生活、ヨーコとの別居などにも触れられている。

#(ロック機材には費用がかかり、子供には手が出せないが)フォーク・ソングを起源とするスキッフルなら、ロックンロールより簡単に演奏することができる。アンプがなくても音の出るアコースティック・ギター、茶箱にほうきの柄をさして弦を張ったお手軽なベース、打楽器の代わりの洗濯板があればいい。
 この簡潔で明快な説明。

#おちこんだとき、ビートルズはよく気分を高めるために、かけあいをやっていた。(略)
#「おれたち、どこまで行くんだい?」
#「この先行くのは、トップまで!」
#「それはいったい、どこまでだ?」
#「トップの中のトップまで、ポップの中のポップまで!」

#(ルーフ・トップ・コンサートで)昔にもどろうよとポールがうたう「ゲット・バック」を演奏すると、ジョンもこのときは下積み時代にもどった気分で冗談をいった。
#「オーディションに合格しますように。」

#(ジョンは40歳で死んだので)人生は四十歳から始まるとうたった曲「ライフ・ビギンズ・アット・40」をプレゼントされたリンゴは、ジョンの死の悲しみが大きくて、この曲を録音することができなかった。

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