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318 英文法をこわす 大西泰斗

 図書館より。日本放送出版協会、NHKブックス。

 既存の学校文法を破壊し、自らの提唱するイメージによる新しい文法を提唱する本。辞典『Eゲイト』と同じ発想だが、関係はなさそうだ。
 文章の鼻息が荒くて読んでいておかしい。フィールという言葉も、漫画的な表現だ。

#丁寧表現に過去形が用いられるのは何ら不思議なことではない。過去形がもつイメージ――距離感。それが丁寧さを表すのに適しているに過ぎないのだ。

#副詞節に、willなど未来表現が顔を出すことも珍しくない。
#If it will lead to the release of my husband, I'll pay the ransom.

#「すごいなぁ」「綺麗だなぁ」など、魅力・賞賛の気持ちを含むgaze、目を見開いた様子が好奇・驚き・不信・威圧など、文脈によって様々な意味合いにつながるstare、「あの人のバックいくらなんだろうなぁ」「今日の相手強そうだなぁ」と人・モノ・状況を値踏みする湿度の高い視線eyeなどがある。
 バック?

#I had an Indian take-away.
#I got an Indian take-away.
*haveは単に「食べた」、getは「買ってきた」と解釈される。

*aboutはゆるい

#theと国籍のコンビネーションは危険だ。日本人の中にはさまざまな人間がいる。それを十把ひとからげで類化する、あまつさえ悪口を続ける(日本人は英語が下手だ、など)ことは危険だ。知性の低い人間ほど、国籍に関してこうした乱暴な一般化をする。
 これについては、まったく同感。

 ただ初めて学ぶ人にはこの方法はどうであろうか。イメージは帰納的なものではないか。ただし言葉の違いの説明を求められた時には極めて有効である。

 名前はひろとと読む。

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