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329 貧困なる精神 第22集 本多勝一

 図書館より。すずさわ書店。副題、第四権力の消滅。

 朝日新聞社退社を記念してか、対談、鼎談が多い。あの講演嫌いが朝日の労組の青年部・女性部と「フリートーク」をしているなんて珍しい。
 内容は、副題通り、「日本のジャーナリズムは終わった。」 第四権力とはジャーナリズムのことである。「新しい場を作りたい」と、『金曜日』につながる発言も見られる。
 新たな取材はなく、一本読めばみな同じ。「イラク戦争」(湾岸戦争ではなく)が始まり、バブル(景気)に「アブク銭という日本語があるのに」と噛み付いているところは時代を感じる。

#私は朝日が好きだったし、あるていど自由に書きまくってこれたのも「これまでの」朝日だったからこそで、その点こころから感謝しています。だから朝日がもっとしっかりとジャーナリズムの王者でいてほしい。

#載せたためにかえってぐれてより大きな犯罪を犯すというケースが、目の当たりにあったんです。それで根本的な疑問を持ちました。
#事故でタクシーの運転手をできなくなって、小さな泥棒をしたのが新聞に出てしまい、周囲の白眼に耐えがたくなって自殺し、さらに妻子三人が一家心中をした。担当の刑事が、これはマスコミ殺人だと言うんです。その通りだなと思った。

*ベトナム戦争のことで、基本的な社会科学に知識がないことを痛感したので、相棒(妻)と二人で一年間勤労者通信大学で勉強した。
 奥様に言及するのは珍しい。

#西堀(栄三郎)三現主義
#①まず現場へ行く
#②現物を前にして考える
#③現実的な解決

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