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359 惑星気象学入門 松田佳久

 図書館より。岩波科学ライブラリー。副題、金星に吹く風の謎。

 ちょっとスタンスがつかみにくい本である。金星探査機「あかつき」の本かな、と思うがそれだけではない。読み解くには気象の知識が必要で、同ライブラリーのゆるい雰囲気はない。
 金星の大気は自転速度に比べて異常なほど速く運動しておりそれをスーパーローテーションと呼ぶが、その説明もピンと来なかった。
 太陽の加熱により熱潮汐波という波が生まれる。その波が惑星の自転により太陽を追って動いていく。そこからは私には残念ながらよくわからない。
 「あかつき」が機能したのち、続刊に期待する。

*木星は帯状構造に見える。明るい部分を帯(zone)といい、暗い(赤茶色)部分を縞(belt)という。帯では上昇気流がおき、雲ができ可視光を反射する。縞では下降気流で雲が途切れ暗く見えるが、低い高度からの赤外線反射が観測される。

#一九四〇年代に大赤斑の南に表れた3つの白斑が、一九九八年から二〇〇〇年にかけて、次々と合体して一つになった。それが、二〇〇五年十二月に色が変わり始め、二〇〇六年に中赤斑になったのである。

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