APOLLO13
名作。
冒頭のアポロ204(1号)が効いている。宇宙旅行ではクルーにミスがなくても設計など地上スタッフのミスが命取り。
まずもってジム・ラヴェル役のトム・ハンクス、その妻役のキャスリーン・クィンランがいい。美男子、美女らしくないのがいい。
また不慮のトラブルで望まれず入れ換わったジャック・スワイガート役のケヴィン・ベーコンが「自分一人だけフィットしていない感」をよく出している。ラヴェル、ヘイズはクルーカットなのにスワイガートはちょっと髪が長い。
世間のレビューを見れば(生還したから)緊迫感がないという評もあるが、大気圏リエントリを手作業でやるというプリミティブな手法にくらくらする。もちろん二酸化炭素フィルタも山場だ。
そしてリエントリ。司令責任者のエド・ハリスが渋い。夢破れて操縦桿を握れなかったケン・マッティングリー役のパクストンも鬼気迫る。
おすすめマークほい! ★★★★★
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