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408 子どもの脳がどんどん良くなる 鈴木昭平

 図書館より。KKロングセラーズ。副題、知的障がいは早期発見・早期治療で改善できる。

 治るのが病気、治らないのが障害と思っていただけに、この副題には心惹かれた。
 著者は障害児教育に詳しく、エジソン・アインシュタインスクール協会会長の肩書きを持つ。その二人も、ダ・ヴィンチも、ディズニーも、アンデルセンも、発達障害を持ち、世界的な業績を上げた。だからダウン症やアスペルガー症候群、自閉症のこの子供たちからノーベル賞受賞者がきっと出る。著者はそう信じている。

 要点を拾ってみる。
*親が子供に働きかけること(家庭のパワーを上げる)。
*絵や言葉のカードを高速に見せること。
*気絶するくらいほめること。
*味噌、醤油、魚(EPA)の和食(発芽玄米)を食べ、パンや牛乳を摂らぬこと。
*マッサージして血行をよくすること。

*知的障害児の特徴
①お母さんと目が合わない
②異常に夜泣きをする
③奇声を頻繁にあげる
④はいはいの時期が著しく遅い
⑤表情が著しく乏しい
⑥便秘がち(あるいは下痢気味)
⑦呼吸が浅い
⑧睡眠が浅い
⑨手足が冷たい

*盲目のピアニストのお母さん、辻井いつ子さんの法則
①子供の可能性を信じる
②よく観察し、才能の種を発見する
③始めるのに「早すぎる」はない
④思いっきりほめる、抱きしめる
⑤ネガティブな言葉は使わない
⑥ファン第一号になる
⑦ひらめいたら即アクション
⑧本物に触れさせる
⑨いい先生を見つける
⑩明るく楽しく、あきらめない

#教育とは、脳の神経回路を増やして行くプロセスである

*人間の脳はストレスを感じると血液の溜りができる。特に脳梁に溜まりやすい。ここに溜まると右脳と左脳が連携できなくなる。
#子供は本能で行動しますから、意志と行動がコントロールできなくなると、これが多動になります。例えば、言語野と運動野が連携しないので、言いたいことがあっても言葉になって出てこない。そこで奇声をあげる。あるいは、やって欲しいことを指さしたり、相手の手を直接持ち上げて示したりするクレーン現象を見せる。頭を打ち付ける。

*血行がみるみるよくなる「パワーアップ体操」
①両腕を前に5~10回グルグルと回す
②両腕を下げ肩の力、腕の力を抜いて手首から先を10秒間できるだけ速く振る
③さらに10秒間猛烈に加速して振る 指先に薄い膜が張ったような感覚

*(友達に「やめて」といえない子供)お子さんの生命力がまだ弱いから、自分を守るために強く出られないんです。まず能力、生命力を上げる。そうすれば攻撃されません。

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