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411 貧困なる精神 N集 本多勝一

 図書館より。朝日新聞社。副題、石原慎太郎の人生。

 2000年9月初刷。それから干支が一周りして、まだ石原都知事が政治の大物であることに驚く。
 あとはアイリス・チャンの南京の本について公平に評価している。

 小林よしのりの『戦争論』で「着ている服、光の強さ、どう見ても真夏の写真だ」と批判され、こう返す。
#当たり前じゃありませんか。これが南京大虐殺当時の写真だなどと、どこに私が書きましたか。これは南京市当局提供の写真として紹介しているだけで、日本兵による惨殺には違いないでしょう。
 開き直った。

 久しぶりにことばについて触れているのが『「ら抜き言葉」と文化庁』だ。
 伊那谷のことばでは(方言と言わず生活語という概念)、「見られる」は受け身、「見れる」は可能と区別でき「実に論理的日本語ではなかろうか」と胸を張る。確かにそうだ。

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