445 [モノの作り方]がズバリ!わかる本 素朴な疑問探求会
図書館より。河出書房新社。おもしろ図解版。
雑学が好きでこの手の本をちょくちょく読むが、この本は当たり。「へえそうなんだ」の連続。
*ビー玉は螺旋を転がすことによって丸くなる
*ミカンの缶詰; 蒸気で皮を柔らかくする 切れ目を入れてローラーで皮をはがす 水圧で房を分ける 分かれなかったら手作業 塩酸と苛性ソーダで内皮を溶かす
*マカロニは三つに切るが、すぐにすぼまっているところでくっつく
*ヤスリには味噌を塗って水冷する。水蒸気膜が発生するのを防ぐ。
*ゴマ塩は普通に作ると分離してしまう。メーカーはデンプンを使って交ぜている。
混ぜるでなくて交ぜるなのが、わかっている。
*赤味噌と白味噌の原料は同じ。蒸すのが赤味噌、煮るのが白味噌。煮るとタンパク質やアミノ酸が出ていってしまう。
*赤ワインと白ワインの違いは、皮を入れるか入れないか。
*アルミ箔は2枚を合わせてプレスする。合わせたほうが鈍い色の裏。ロールでプレスされたほうが輝く表。材質的には何の違いもない。
*ドライアイスを作るにはまず、二酸化炭素を排出する工場の隣にドライアイス工場を作る。
*陶磁器とひとまとめにされることが多いが、別物。寿司屋の湯飲みは陶器。瀬戸焼、京焼、美濃焼、益子焼。磁器は光が透けるような白地。九谷焼、伊万里焼。陶器は1000~1100度、磁器は1300度で焼く。
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