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431 ヒドラ 山下桂司

 図書館より。岩波科学ライブラリー。副題、「怪物? 植物? 動物!」。

 アクアリウム業界では稚魚を食べる天敵として忌み嫌われているヒドラ。しかしその正体は体を切られても再生し、クラゲやポリプに体型を変える、れっきとした肉食動物なのである。そういえばヒドラとは首を切られても再生するヒュードラのことだ。

 なんと生物学的分類がまだ済んでいないのだ。
#たとえば、オオウミヒドラ(Corymorpha)とカタアシクラゲ(Euphysora bigelowi)は同一種であり、それぞれポリプ体とクラゲ体に別々につけられた名前である。ニンギョウヒドラとエダクダクラゲも同一種だ。

*昭和天皇がヒドラ類の分類をご県級の分野に選ばれたのは、未開拓で、研究者が少なく競合して迷惑のかかることのない分野で、かつ時間的に中断しながらでもすすめられる分野を、とのご配慮があったため、と言われている。
*昭和天皇が三崎で採集に熱中していた。お付きの方が「お上、時間です」と何度も声をかけてもじっとして採集しておられる。四回ほど声をかけてようやく、「ああそう」と返事をして帰宅された。

(付記)アマゾンのレビューでは一人「敢えて」厳しい評価をされている人がいた。あの名著『フジツボ』と比べてはいかん。

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