442 100円のコーラを1000円で売る方法 永井孝尚
図書館より。中経出版。副題、マーケティングがわかる10の物語。
いわゆるビジネス・ストーリー。プライドだけはある女性企画担当が、上司に逆らいながらも成長していく物語。
題名の答えは高級ホテル。プロダクトセリングではなく、「心地よい環境で最高に美味しいコーラが飲めるという体験」、つまりバリューセリングなのである。
*シェアトップの会社だけがコストリーダーシップを持つ。
*お客さんの言いなりになることを、”カスタマー・マイオピア”と呼んでいます。
客から見ると言ったことしかしてくれない、ということ。そうでなくて新しい価値を提供することが大事。マイオピアは近視眼。この「新しい価値の提供」という考え方は、ドラマツルギーにも生かせるね。
*バリュー・プロポジション ①顧客が望んでいて、②ライバルが提供できない、③自社が提供できる、価値。
街の電気屋さんは設置や修理などのサービスで生き抜いている。
#「宮前さんは、エブリデー・ロー・プライス戦略ってご存じですか?」
#「エルボー・スマッシュ戦略?」
主人公宮前は30歳前後の女性という設定。こんなオヤジギャグを言うか。
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