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484 魚は夢を見ているか 鈴木克美

 図書館より。丸善ライブラリー。

 著者は水族館勤務のベテラン。経験と研究を兼ね備えた、読み応えのある一冊。

#ある川で生まれたサケの卵を別の川へ運んで、あるいは別の川の水で育てると、生まれた川を忘れてしまう。サケの子の脳裏にきざみこまれるのは、育った川の水のにおいであり、育った川へ帰るのである。

#ナマズは体表一面、頭部から尾端の近くまで味蕾があって、ほとんど全身で味を感じる。(略)全身で水に触れているのだから、全身で味を感じてもいいわけだ。

 海の動物の本を読んでいると、昭和天皇の逸話に出くわす。
#「ふつう、海にいるタツノオトシゴは黒いものだが、これはどうしてこんなに金色なの」
#「飼育しているうちに、黄色になってしまいます。黒色素胞がちぢんで、その下の黄色素胞が濃いと、こんな色になるようでございます」
 そして陛下の返事はこうだ。
「あ、そう」

*クジラは魚偏に京と書く。京はケイで、大きなものを意味する。京都も「大きな都」の意味である。

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