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486 夫婦ゲンカで男はなぜ黙るのか タラ・パーカー=ポープ

 図書館より。NHK出版。古草秀子、訳。

 まず書名にノックアウト。確かにそうだ。最初は対等に喋っていても、「別の話を思い出し怒りし始めたよ」「これ以上続けても解決しないな」と思うと私は黙ってしまう。原題は"FOR BETTER"であるが、「よりよい夫婦生活のために」なんて書名では手に取らなかったであろう。

 著者は健康ジャーナリスト。そして、娘とペットと暮らしている。つまり離婚したのだ。内容は最新の科学に即したものだが、元夫への愛情や結婚生活への懐古が行間からあふれ出していて切ない。そもそも、Parker-Popeだなんて夫の姓を切り離していないと思われる。

*ストリップで働く女性は、妊娠する可能性が高い日にはふだんより多くのチップをもらい、月経期には少なくなる。男性の嗅覚は妊娠する準備ができている女性に引き寄せられる。

#恋に落ちた人は一種の中毒患者のようだ。恋人に会えなければ、まるでクスリが切れた中毒患者のように、不安でたまらなくなり、集中力がなくなる。そして、ほんの少しでも恋人の愛情を確認できれば――たとえば電話とかメールとかで連絡できれば――少なくともしばらくのあいだは落ち着きを取り戻す。
 これ、家内がこうだった。泊まりの出張で電話しないと怒られたものだ。

 ブックデザインも先鋭的でいい感じ。

*セラピスト、シェルドン・アイゼンバーグは、「相談者がセックスする時間がないと訴える場合には、『いいですか、もしあなたが浮気しようとしたら、時間はなんとでもつくれるでしょ』と答えることにしています」と言う。

*フィンランドの研究。人は結婚すると太るが、配偶者が死ぬと痩せる。

*夫婦ゲンカでなぜ夫は黙るのか
*夫の方がストレスから回復しにくい
*妻の方が問題解決のため感情に訴えやすい
*批判より不満の形で言うようにすればよい喧嘩となる

*セックスするという行為は、そういう気分でないときでも、バソプレシンとオキシトシンという化学物質を包種する。これは絆をもたらす強力な化学物質だ。

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