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502 とんでもなく役に立つ数学 西成活裕

 図書館より。朝日新聞社。

 禿頭、ヒゲの一見怖そうな数学者が、三田高校の一年生に数学の実用を語る。
 よく「大人になって因数分解なんて使わない」と卑下して言われるが、それはその人の底の浅さを露呈しているだけであろう。こんなにも数学は社会に使われているのだと、意外な例を出してくるのが楽しい。
 インクをチューブでヘッドに送る方式のプリンタで、ヘッドが動くとチューブが暴れて部品やケースに当ってしまう。
 遠い沖ノ鳥島に荷物を運ぶとき、最短になる経路はどれか。
 マラソンのスタートやメッカ(!)で渋滞を起こさなくするには。

 微分意外は中学生でも読めるように書かれているが、私は微分がわからない。

 残念なのはイラスト。HIMAAというアーティストのものらしいが、私はずっと著者が描いたと思っていた。なんだこれ。

*4つの溝
*数学と物理;数学は理想的、物理は経験や直感で論理を補う。
*物理と工学;物理はWHYを明らかにし、工学はHOWを考える。
*工学と実社会;すごい研究でもニーズがなければ生かされない。職人芸の技術も研究者に発見されていないものがある。

*中央道小仏トンネル付近で、車間距離を空けて走るクルマを8台投入した。渋滞は解消された。これを渋滞吸収車と呼ぶ。

*対面窓口と並行窓口

*マラソンのスタートで「前が空いた」という情報が後ろに伝わっていく現象を一種の波と考え、膨張波と呼ぶ。

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