538 水族館で珍に会う 中村元
図書館より。エンターブレイン。
著者は鳥羽水族館で鍛えられた水族館プロデューサー。写真も著者によるもの。「ナメダンゴは丸くてオレンジ色で人から逃げないので人気が高い」なんて説得力がある。
腹びれイルカが珍しい。そういう種類ではなく、太地町にいる足のあるバンドウイルカのこと。
*オウムガイには液体とガスで浮力を調節する装置が備わっており、そのメカニズムは潜水艦にも採用され、多くの潜水艦にノーチラス(属名)という名前が付けられている。
*セイウチは頭がよく、アシカが何ヶ月もかかって覚えるようなことを数日で覚えたり、ハンドサインでなく言葉でも支持が通る。
*サメとエイの違いはエラの位置。体の横にあればサメ、下にあればエイ。
*シャコガイに挟まれて死んだ人はいない。手を入れても閉じる速度はゆっくりなので挟まれてしまうことはない。
【付記】アマゾンのレビューではひどい。画像も甘いし、同定が不正確。これは再確認を要す。
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