宮谷理香ピアノコンサート
宮谷理香さんのピアノコンサートに行った。
美人でスタイルもよくて(きっと165はある)明るくてお話も上手な人を見るのはそれだけで楽しい。
表情豊かな演奏。そして終わった後に首を聴衆にかしげて官能的な笑顔を魅せる様式美。すばらしい。
演目。
(第一部)
モーツァルト: きらきら星変奏曲
シューベルト・リスト(編曲): ます
リスト: 愛の夢、カンパネラ
(第二部)
メドレー: 星に願いを、ラストクリスマス、クリスマスイブ
坂本龍一: メリークリスマス・ミスター・ローレンス
ショパン: ノクターン (映画『戦場のピアニスト』より)
ショパン: ノクターン (映画『愛情物語』より)
(アンコール)
ショパン: 子犬のワルツ
ショパン: 英雄ポロネーズ
ショパン: 月の光
クライマックスはやはり『ラ・カンパネラ』。どうやったら弾けるの。魔法だ。人間業ではない。しかも音が大きい。もう泣きそうである。聞いた後呆然として動けなかった。
見てこの構成。「食いつき」は人口に膾炙した曲ばかり。トークも興味深い。
ます「途中釣り上げられて水が濁ります」
カンパネラ「普通の人はドからオクターブ上のレまでしか届かない。そういうときはドアノブを回すように手首をひねります」
戦場のメリークリスマス「坂本さんの演奏を今はユーチューブで聴くことができますが、年齢によって弾き方が違います」
ノクターン「”愛しているわ””ぼくもだよ”という主題が繰り返されます」(声色)
ただ聞いての印象は「勢いまかせ」。
ショパンといえばコロコロした高音のトリルだが、そこは華麗で目立つ。
『戦場のメリークリスマス』ではイントロの「ちらりちらり」でミスタッチがあるし、ちょっと遅い。私は気が付かなかったが、ピアノを弾く妻のスージーに言わせると「『英雄ポロネーズ』で左手を失敗して弾き直していた」とのこと。
でもそれは聞く側の我がままというものである。
クリスマス直前の天皇誕生日、夢のような時間を過ごすことができました。
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