546 ばらっちからカモメール 鴨志田穣
図書館より。スターツ出版。絵、西原理恵子。「いたっち」が割り込んで何ページか書いているが割愛。
元はウェブ連載ということで、異国、家族など好きなことを飾らずに書いている。元々飾るような人ではないが。ベトナム戦争の黒人兵と売春婦のハーフの娘が親に捨てられ、自分も体を売って生活する話が切ない。また焼き鳥屋で修行していた話は初めて読んだ。終章でじっくり読める。
次はサイバラのイラストだが、言葉の選択が神がかっている。
#鴨のいぬ間に二人の子供をばあさんにあずけ「いやあ大事なうちあわせですう」とゆって「ま」のつく遊びに。ひさしぶりの高レート。チョンボ少牌あたり前。朝六時、子供の夜泣きはもうおわったのかしら。だって今はもう朝だものと、とぼとぼと ドロボーと遊んだのですから大金がなくなるのはあたり前田の
「ですから」がいい。
「前田の」で切れているところがなおいい。
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