« 592 まんがで読破 黒死館殺人事件 小栗虫太郎 | トップページ | 594 まんがで読破 ドン・キホーテ セルバンテス »

593 まんがで読破 罪と罰 ドストエフスキー

 図書館より。イースト・プレス。漫画、バラエティ・アートワークス。

 登場人物がほとんど馬面。昔アニメで犬のホームズがあったが、あんな感じ。一瞬島本和彦調に見えないこともない。
 魅力的なのはポルフィーリ判事。彼とラスコーリニコフとの丁々発止は見せ場。そしてスビドリガイロフ。初登場から目つきが正常な人のそれではない。
 エンディングにはビルに何かが衝突し、ブッシュらしき男が聖戦を訴え、日本軍らしい兵隊が隊列を組んで行進し、原爆のキノコ雲が立ち昇る絵がある。これはいかがなものか。

#あの日あの部屋で其の男は 金貸しのババアを殺し 目撃者のリザベータを殺し…… …そして自分自身も殺してしまったんだ

 

|

« 592 まんがで読破 黒死館殺人事件 小栗虫太郎 | トップページ | 594 まんがで読破 ドン・キホーテ セルバンテス »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 592 まんがで読破 黒死館殺人事件 小栗虫太郎 | トップページ | 594 まんがで読破 ドン・キホーテ セルバンテス »