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604 まんがで読破 徒然草 兼好法師

 図書館より。イースト・プレス。漫画、バラエティ・アートワークス。

 兼好法師の役人時代から出家し、隠遁生活を送るまでを静かに描いている。仁和寺のある法師の石清水八幡宮、二本の矢、猫又、いたずらされた狛犬など有名なエピソードももちろん含んでいる。
 だが絵柄はあっさり。無常感を押し出すのはいいが、徒然草の特色であるユーモアが足りないように感じられる。

*(洗濯直後で着るものがなく出かけられないでいる人に、いっしょに飲もうと誘って)「夜も暗いしどんな格好でもわかりゃしないのだから早く来なさい!」(北条時頼)
 着いたら着いたでつまみがなくて味噌で飲むふたり酒。

 

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