605 まんがで読破 日本書紀 バラエティ・アートワークス
図書館より。イースト・プレス。
『古事記』との違いがおもしろい。スサノオの乱暴、天の岩戸の騒動などはいっしょであるが、海幸彦から神武天皇、ヤマトタケル、聖徳太子、応仁の乱と、神話が連続的に歴史になるところは壮大である。
そうは書かれてはいないが、神様の予言に応じたから応神天皇、跡を継ぐため田舎から出てきたから継体天皇とは、まったく日本の歴史はおもしろい。
登場人物は数えてはいないが百名は下らないであろう。たった一コマしか登場しない人物にも、くどい顔を乱発することで、しっかり描き分けている。美人も描ける人なのだから神功皇后をもう少し綺麗に描いてやってもよかったとは思う。
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