620 まんがで読破 ガリア戦記 カエサル
図書館より。イースト・プレス。漫画、バラエティ・アートワークス。
ガリアとは現在のフランスであり、ケルト民族の本拠地である。異民族との戦いに明け暮れたカエサルの記録。
詰め込んだために異民族の名前が列挙され読みづらいが、カエサルが総督としての任期に追われていたこと、離れたローマの元老院を牽制しつつ戦わねばならなかったこと、冬に軍事行動はできなかったこと、三頭政治とは誰か、など時代の基本は押さえられる。
ブリタンニアの記述はあっさり。ブルータスもちょい役で謀反の雰囲気さえない。
#軍隊においてもっとも大切なことは「統制」である
#だが敵を前にして兵たちが指揮官である私を批判している事態を/隊長のお前たちが放っておくとは何事か!?
百人隊長を集めた集会で檄を飛ばすカエサル。
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