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633 日本の海はなぜ豊かなのか 北里洋

 図書館より。岩波科学ライブラリー。

 知のクロスオーバー。江戸時代後期の医者シーボルトは紫陽花の学名を妻の名にちなんで付けた。これは歴史。日本列島付近はプレートが複雑に隣り合っている。これはプレートテクトニクス。そして本書のテーマは深海を含む海洋生物の多様性である。歴史、地学、生物学、この本を読むことで、これまで学んできたすべての知が頭の中で混ざり合ってどきどきする。

*200万年前以降日本海が湖でなくなり対馬海峡から暖流が流れ込むようになった。秋田県由利本荘市の万願寺層からはこの時代の浅海性化石が多量に産する。

#極限環境へのアクセスは、先進国にしかできないにもかかわらず、海洋の極限的な環境は発展途上国のEEZに分布することが多いので、その帰属と開発の優先権について熱い議論が巻き起こっている。

#日本海溝の底にはマネキンの首が転がっており、何年にもわたって潜行時の目印に使われた。

*シーボルトは日本の動植物を研究し、Fauna Japonica(日本動物誌)とFlora Japonica(日本植物誌)を刊行した。
 「ファウナ」という動物ボードゲームがあるが、語源はこれだったのか。

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