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626 水族館のはなし 中村元

 図書館より。技報堂出版。

 これはおもしろい。鳥羽水族館の企画や広報に携わった著者の、愉快な裏話。ですます調で子供向けかな、と思わせておいてジュゴンの繁殖の話はもはやポルノである。魚はどうやって手に入れるか、水はどのようにきれいにしているか、飼育員にダイビング技能は必要、など水族館に行ってみたくなる本。

#(ペアの)ジュンコの死亡後のジュンイチの行動には、悲壮感があらわれていました。体を持て余してでもいるように、プールの壁に体当りしたり、餌をつける板を使って自慰をする姿までみんなに見られてしまう始末です。
*さみしいだろうとウミガメを入れたらウミガメに抱きついて足を脱臼させてしまった

*著者が新米のとき餌を包丁で切ったら先輩に「水槽が汚れてしまう」と言われた。切り口が汚いと破片が水の中に溶け込み、水質を悪化させる。ベテラン飼育係が作る餌はきれいでそのままお寿司に使えそうだ。

*アシカ科は自分の存在を相手に認めさせたり、相手の力量を計ったりするためにトレーナーを咬む。だからトレーナーは咬まれたら即、容赦なくアシカをぶつ。咬まれたらぶつ、ぶたれたらまた咬む。そんなことを続けているうちに、アシカとトレーナーの間にはお互いの力量を認めたバランスができてくる。

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