658 里山の野鳥ハンドブック 監修・小宮輝之
図書館より。NHK出版。写真・戸塚学。
春になり鳥の声がきこえ、姿も見えるようになった。あの鳥はなんというのだろう。
白と黒のツートンの小さな鳥はハクセキレイ。田んぼで見られるグレーのかかった鳥はアオサギ。ツツピーツツピーと続けて鳴く鳥はシジュウカラ。カラス程度の大きさで定住ねぐらを作る白い鳥はなんだろう。
鳥を区別するときの用語が自然に覚えられる。
過眼線(眼を通り抜ける線)。眉斑(まゆの辺りの模様)。冠羽。アイリング。羽角(うかく=フクロウの頭部の耳のような羽)。
*日本のツバメの巣は泥と枯れ草に唾液を混ぜて作られているので食べられません。中華料理のツバメの巣は東南アジアに生息するアナツバメの巣。
*アカヒゲとコマドリの学名は間違えて付けられた。コマドリはLuscina akahigeで、アカヒゲがLuscina komadori。
*カケスは「ジェー」と鳴く。英名のjayはそれにちなむ。
*モズはいろいろな鳥の鳴き真似をするから「百舌」の字を当てた。
*カラスはウォーキングとホッピング(スズメがする、両足を揃えて跳ねる動き方)の両方ができる。
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