« 654 まんがで読破 西遊記 バラエティ・アートワークス | トップページ | 週末の過ごし方20140608・ウヰスキー215 »

655 まんがで読破 君主論 マキアヴェッリ

 図書館より。イースト・プレス。漫画、バラエティ・アートワークス。

 マキアヴェリというと権謀術数も厭わない冷徹な男というイメージがあるが、ここに登場する彼は真面目な官僚である。大学は出ていないが才知に長け独学で学び、フィレンツェの外交官として上の命令に従って東奔西走。お人好しで職務に忠実、上としては使いやすい人材である。
 その彼を目覚めさせたのはイタリア戦国時代の風雲児、チェーザレ・ボルジア。「獅子と狐の力を持つ」とされ、冷酷で恐れられることの有用性をよくわかっていたチェーザレは、マキアヴェリに問う。
#書記官 お前は私が怖いか?/怖いか… それならば… 私は正しいことをしている
 マキアヴェリは述懐する。「窮地にいたのはチェーザレ公だったのに…自らの力ですべてを好転させてしまった 冷酷に徹することで人から恐れられまた慕われ ロマーニャの平和と…民衆の忠誠を手に入れてしまった」

 そうしてマキアヴェリは学ぶ。
*「恐れられる」「恨まれない」この二つは平行して行なうことは可能です。人の恨みを買わない方法は、人のものを奪わないことです。リーダーは人の名誉や財産を奪うことや、部下の婦女子や人の手柄を奪うことは絶対に避けなくてはならないことです。リーダーは人から恐れられても人の道を大きく外れなければいいのです。

  

|

« 654 まんがで読破 西遊記 バラエティ・アートワークス | トップページ | 週末の過ごし方20140608・ウヰスキー215 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 654 まんがで読破 西遊記 バラエティ・アートワークス | トップページ | 週末の過ごし方20140608・ウヰスキー215 »