Jドリームススペシャルマッチ
「サッカー」エントリも久しぶり。
2014年5月11日(日)、秋田市八橋球技場(うろ覚え)において日本代表選手を多く擁するJドリームスと東京五輪のために育成されている二種(高校生)・三種(中学生)のオリンピア育成秋田選抜によるスペシャルマッチが行なわれた。
なんたってメンバーがすばらしい。
1 GK 都築龍太 浦和レッズ
2 DF 斉藤俊秀 清水エスパルス
4 DF 戸田和幸 清水エスパルス
5 DF 田中誠 ジュビロ磐田
6 MF 林健太郎 東京ヴェルディ
7 MF 名波浩 ジュビロ磐田
8 MF 佐伯直哉 東京ヴェルディ
9 FW 中山雅史 ジュビロ磐田
10 FW 松田正俊 ブラウブリッツ秋田
11 FW 安永聡太郎 横浜Fマリノス
14 FW 吉原宏太 ガンバ大阪
18 FW 清水範久 横浜Fマリノス
19 DF 中西永輔 ジェフ市原
22 MF 平野孝 名古屋グランパス
フランスワールドカップメンバーを中心に、どのポジションにもスターを揃えた豪華布陣。個人的にはハシェックやオッツェ、マキ(マスロバル)がいたころのジェフが好きだったので中西永輔がうれしい。ジェフの母体の一つはJR東日本なので90年代に秋田でホームゲームを開催してくれるのはジェフだったのだ。
お姉ちゃん、看板の前で長電話しないで。
花輪ってここから3時間はかかるよ! 花輪といえば『キャプテン翼』の立花兄弟の空中サッカー。牛すじを買う。クルマなのでビールが飲めなくて残念。
審判は三人とも3級。
この子たちは98年のフランスワールドカップの前後に生まれた。
名波浩。このチームが出来たのはきっと彼が声をかけたからだ。左足しか使わない。名波のループシュートで1-0。
私はガンバよりコンサドーレ札幌の印象が強い吉原宏太。
ハーフタイム。ブラウブリッツのマスコット「ブラウゴン」が入浴剤を投げ入れる。
入浴剤を追って走る子供たち。私も昔こうやってスポ少でサッカーボールを蹴っていたのだなあ。
1-0で前半終了。後半が始まってすぐ、中山雅史とブラウブリッツの松田が交代する。松田は大きくて速く、いかにもセンターフォワードという選手。「ミスター・ブラウブリッツ」と呼ばれていたそうだ。ゴンから松田へ青いキャプテンマークが受け継がれる。
ところがゲーム的にはこれで終わった。地元のスター選手にゴールを決めさせようという華試合になってしまったのだ。端的に言えば、よいサッカーかどうかよりも、松田にボールを合わせることが優先されたのだ。
後半松田が2得点を決め3-0。オリンピアのGKがやたらと前に出てロングシュートを決められる場面で平野がすぐに打たない。2タッチくらい「打っていいのかな」と逡巡した後無人のゴールにやすやすとロングシュートを決めて(プロってすごい)4-0。ゲームセット。
今日のハイライトは名波のループシュートを除けば、平野がライン上でボールをタッチしていたらアシスタントレフェリーに旗を揚げられて「ええっ?」と言ったところ。もう一つは名波がリフティングを三回したところ。戸田がスライディングタックルをしたところ。ああ、本当にスライディングタックルをするんだ、と納得。平野といえばマイボールになるとさっとライン上に(本当にライン上!)に位置するところが勉強になった。ピッチをワイドに使うとはこういうことだ。
青いレプリカシャツはブラウブリッツのサポーター。その前でミスターの胴上げが始まった。
2番斉藤俊秀くんは世界のサッカーに詳しいそうな。GK都筑、19番中西永輔、11番安永聡太郎。
5番田中誠、22番平野孝、2番斉藤俊秀。
4番戸田はモヒカンではないが、柳生十兵衛が目立った。6番林健太郎。
マエムキズム。
お疲れの様子で、試合後のインタビューにも「足が動かなかった」と言っていた。それでも「コウタ!」「ナナ!」「マコ!」「ヤス!」といちばん声が大きく、しかも絶え間なく声を出していたのは中山。我々はまずこの姿勢を学ぶべきである。
記事編集中に気づいたのだが、試合で使ったスパイクを手に持っている。誰にプレゼントするのであろうか。
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この記事を書いた日(20140615)、ブラジルワールドカップの日本の初戦がレシフェ・ペルナンブーコスタジアムで行なわれ、本田のゴールで先制したものの後半右サイドバックのオーリエをフリーにさせてしまい、立て続けにクロスを浴びて逆転。ワントップを柿谷に替えたり吉田麻也でパワープレーを図ったもののそのままタイムアップ。
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