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687 変わる力 鈴木敏文

 図書館より。朝日新書。副題、セブンーイレブン的思考法。

 セブンーイレブンはなぜ成功したか。それは革新的な方法ではない。「お客様」のニーズ(ニーズの変化や将来的なニーズ)をつかみ、必要なモノやサービスを提供する。メーカーや配送の都合ではない。自動的な入荷ではない。価格では勝負しない。質がともなわないと次に買ってもらえない。そして食べ物は美味しさ。試食しておいしくなかったチャーハンは販売中止。火力の高い調理器が準備できるまで売らせなかった。今でも会長である著者は週末になるとセブンーイレブンの弁当を買って食べる。

 セブン銀行(設立時はアイワイバンク)の話がいい。突然訪れる不祝儀のため、袋を用意している。そのときに現金もおろせたら便利だ。「お金も商品」の発想。苦労の末ATMを置いてみると、お金を下ろして買物をするという効果が生まれた。

*専門家が「最近の消費活動は多様化してきた」と言うが、肌感覚として、日本の消費スタイルほど画一化が進んだ国はありません。賞品のライフサイクルが短くなってきたため、次々と誕生しては消えていく。様々な商品が売れているのではなく、特定の賞品にだけ人気が集中する。最近はSNSで話題を呼ぶことがあり、売れるものがますます集中する。画一化の背景には、所得の幅が狭いことや、義務教育制度があるため文化レベルの格差が小さいことなどがある。

*経営は朝令暮改でいい; 創業当時は酒屋さんに「御用聞きはやらなくていいですよ」と言っていたが、今では「セブンあんしんお届け便」や「セブンらくらくお届け便」などお客様に近づいていく攻めの経営が必要とされている。

  

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