777 まんがで読破 続・資本論 マルクス+エンゲルス
図書館より。イースト・プレス。漫画、バラエティ・アートワークス。
前作でお馴染みのチーズ工場の雇われ社長ロビンと冷徹で資本主義を知り尽くした投資家ダニエルの物語に、エンゲルスが解説を加える。かなり理屈っぽくて一度では頭に入らないが、説明は念入りであることがわかる。
*ただの商品の一つにしか過ぎなかった貨幣が商品の価値を表す目安(一般的等価物)であり続けるうちに、人々は貨幣こそほかのどんな商品の価値も表現でき手に入れることができる万能な力を持ったものと思い始めます。そして貨幣はあたかも人間や商品の価値を決定する神のようにふるまい始める……これを「貨幣の物神性」といいます
#重要な事は資本家の利益となる「剰余価値」を増やせるのは人間の労働力だけだということです
つまりは儲けるには労働者をこき使うしかないのだ、ということ。
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